幸せの価値観
先日、帰省した時に異なるタイプの人に会い、幸せの価値観について考える機会があった。
A 年収300万で結婚して、熱帯魚を育てることに力を注いでいる地元の人
B 年収1000万貰って、都会で満員電車で揺られながら通勤して、仕事に打ち込んでいる人
AとBのどちらが幸せかは私には分からない。だが幸福度を考える時、幸福度の論文に、イースタリンパラドックスというものがある。
簡単に言えば、年収6万ドルまでは収入と幸福度が比例するが、それ以降は相関がみられないという考え方だ。
弊社でも年収6万ドル(約700万)までは、お金がある人の方が幸せそうだが、
それ以降は家族の有無や趣味などによって変わる印象がある。
Aのように、低い収入ながらも、地元、趣味、家族を大切にするか。
Bのように、満員電車に揺られながら、仕事に打ち込んで、東京で高い収入を得る生き方を選ぶか。
自分にとって何を大切にして生きたいのかは、もう一度、棚卸しをして明確にしたいものだと、考えさせられる帰省となった。