Bリーグのオールスターから日本のバスケを考える
Bリーグのオールスターを見ていました。元NBAの下部リーグでプレーしていた富樫選手が魅せるプレーを連発していてバスケはこれほどまで面白いものなのかと思えました。
しかし同時に気づいたことが2点ありますので詳述します。
●気づいたこと
1.インサイド陣が外国人だらけ
4.5番の背が必要なポジションは、ほとんどが外国人選手が占めており、日本人は日本代表の竹内選手ぐらいでした。
Bリーグは日本のリーグなので、日本人選手を育成するためにも、日本人のビッグマン選手を4.5番に置いていく「仕組み作り」も検討した方が良いと思いました。
2.日本人選手の細さ
例えば、NBAの有力選手のステファンカリーは1日何時間も練習して、191cm.90kgの体格を維持しています。
今回のBリーグの日本人選手にそれだけのトレーニングは課されているのか、身体の厚みだけ考えると??でした。
上背の問題は仕方ないですが、フィジカルは30歳になっても鍛えられます。
例を挙げると、2015年ラグビーの日本代表のエディジョーンズ監督は、日本ラグビーが今まで弱かったのは、適切なフィジカルトレーニングをしてこなかったからだとハッキリと言っています。
彼は代表に朝5時から始まる3部練を課して、年間120日以上の合宿を組み、その結果、予選リーグで3勝という過去最高の結果を出しました。
競技が異なるとはいえ、フィジカルコンタクトの多いスポーツという共通点はあります。
日本のバスケを強くするには、
エディジョーンズ監督が言うように、ウエイトトレーニングのさらなる強化、例えば3部練、S&Cなどが必要なのではないかと思いながらBリーグオールスターを観終わりました。
次回に続きます。
三年目の慣れ
ビジネスをしていると、社外のお客様とやりとりをすることがあります。忘れがちですが、1度聞いた相手の名前は絶対に覚える。
忘れもしないのが、新人の頃、テレアポでアポを取得したお客様への初訪問。
最初は、プロレスラーのような体型の怖そうなおじさんから、会社名で最初は呼ばれていました。そんな中で、私は社長の名前で呼び続けていきました。
その調子で訪問を重ねていく内に、徐々に仲良くなり、社長から●●くんや●●さんと呼ばれるようになったときは信頼されているのを実感して、嬉しい記憶が残っています。
当然、その案件は後日、受注しました。
今年で社会人3年目になりますが、徐々に慣れが出てきて、こう言った基本的なスキルが抜け落ちてきた気がします。
若手と呼ばれる年次のうちに、この基本的なスキルをもう一度身につけておこうと思うのでした。
スーパーフライデーから考える企業の顧客
ソフトバンクが始めた、毎週金曜日に吉野家や31のアイスがもらえるキャンペーン。日本人の感覚としてはお店に行って、タダの商品のみを注文する人は多くないはず。店舗に実際に来店して、ついで買いをどのぐらい割合の人が行っているのかを知るための施策だと思われます。
先月の金曜日に新橋の吉野家の前を通ったのですが、行列がお店の外まで続いていました。 400円の前後の牛丼を手に入れるために、約1時間の行列を待つ人たち。彼らに対しては「なぜ?」という気持ちが湧いていました。
なぜなら、この1時間働いて、1500〜2000円稼げば、吉野家の牛丼なら4.5杯は購入できる。しかしそのような合理的な行動は彼らは取ることはないからです。
しかし電車に乗りながら考えている間に気付いたのです。ソフトバンクのユーザーとは目先の利益に惑わされ、合理性を重要視しないような人たちをターゲットにしているのではないかと。そんなやや情弱寄りの人たち相手に、ソフトバンクはビジネスをしているのだと。 (私はMVNOユーザーです。)
たった1つのマーケティング施策からではありますが、ある企業のターゲットとする、ユーザー像が浮かび上がることになりました。
最近マクドナルドは無料でコーヒーをプレゼントする施策を打ち始めましたが、どのような顧客層が来店してくるか観察したいと思います。
幸せの価値観
先日、帰省した時に異なるタイプの人に会い、幸せの価値観について考える機会があった。
A 年収300万で結婚して、熱帯魚を育てることに力を注いでいる地元の人
B 年収1000万貰って、都会で満員電車で揺られながら通勤して、仕事に打ち込んでいる人
AとBのどちらが幸せかは私には分からない。だが幸福度を考える時、幸福度の論文に、イースタリンパラドックスというものがある。
簡単に言えば、年収6万ドルまでは収入と幸福度が比例するが、それ以降は相関がみられないという考え方だ。
弊社でも年収6万ドル(約700万)までは、お金がある人の方が幸せそうだが、
それ以降は家族の有無や趣味などによって変わる印象がある。
Aのように、低い収入ながらも、地元、趣味、家族を大切にするか。
Bのように、満員電車に揺られながら、仕事に打ち込んで、東京で高い収入を得る生き方を選ぶか。
自分にとって何を大切にして生きたいのかは、もう一度、棚卸しをして明確にしたいものだと、考えさせられる帰省となった。
九州でカフェが流行らない理由
汐留には何処かのビルに入る度に、大抵の大手カフェがありますが、九州の地方都市にはあまりありません。
ジョイフルとは九州には数多くあるファミリーレストランで、特徴は中高生と地元の主婦が多いです。お昼時でさえ、サラリーマンの姿はちらほら。
東京で言うと、サイゼリアにあたるポジションです。価格帯では、300〜400円台で、簡単な食事が食べられます。
東京には数多くあるカフェですが、九州の地方にはあまり多くありません。
経済産業省のセンサスによると、カフェが多い都道府県ランキングは
1 愛知
2 東京
3 大阪
4 兵庫
5 神奈川
(人口約500万人の福岡県ですらtop5に入っていません。)
愛知のようにモーニングを喫茶店で食べると言った文化が根付いている県がある一方、九州でカフェ文化が流行らない理由は大きく2点あると思います。
1 単純に人口が少ない
商売が成立するための人口がそもそも存在していません。人が存在しなければカフェが成立するだけの、お客様が来店しようがありません。
2 ジョイフルがカフェの代わりを果たしている。
カフェに行く目的は、一言で言えば、暇つぶしです。例えば、仕事と仕事の間の時間潰すため、友人と話すため、勉強など。
九州地方に数多くあるジョイフルというファミリーレストランは、ドリンク3〜400円で時間を潰せることを考えると、東京のようにカフェではなくジョイフルに足が伸びるのは無難な選択なのだろうと思います。